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最近の住宅は気密性が高いので、湿気もこもりがち。
畳のダニ・カビ対策も欠かせません。
「えっ? でも畳は湿度を調節してくれるから
ダニやカビが発生しにくいのでは?」
そうお思いかもしれませんが、実は畳は
ダニの温床になりやすいんです。
畳は、ダニがもぐりこんで卵を産むことができます。
布製のソファやぬいぐるみ、じゅうたん等と同様、
ダニが住み着きやすい場所なんです。
畳のダニ・カビ対策として、
まず重要なのは、畳の上にじゅうたんを敷かないこと。
実は私の実家でも、以前、
畳の上にじゅうたんを敷いていました。
今考えると
「学習机や本棚で畳を痛めたくなかったのかな?」
と思うのですが、畳のダニ・カビ対策を考えるのなら最悪の方法。
畳は吸湿性が良いので、畳の上にじゅうたんを
敷くと湿気をためこんでしまいます。
こうなると畳とじゅうたんの間は、
ダニとカビにとっては最高の環境に。
畳のダニ・カビ対策には、まず「畳の上に
じゅうたんを敷かない」ことを鉄則としましょう。
どうしても畳の上にじゅうたんを敷きたい場合は、
じゅうたんの素材や敷き方にひと工夫してみては?
たとえば、じゅうたんの素材をウールではなく
化繊にすれば、湿気がこもりにくくなります。
また畳のダニ・カビ対策には、とにかく
湿気をこもらせないことが大切。
じゅうたんを敷く場合には、
部屋いっぱいに敷き詰めないようにします。
部屋よりひと回り小さいじゅうたんを敷く、
じゅうたんの上には家具を置かないといった
工夫をすれば、ダニ・カビが発生しにくくなりますよ。
畳のダニ・カビ対策を考えるなら、
じゅうたんを敷かないのがいちばん。
でもどうしてもじゅうたんが必要な場合は、
素材や敷き方に注意するだけでも違いますよ。